【バンコク】もしかしてボッタクリ!?王宮付近で誘われたボートツアーについて
今回は、バンコク旅行で予定外に行くことになったボートツアーについてシェアしたいと思います。
タイトル通り、おそらくボッタクリに…やられてしまったかな…という体験談です。
もしかすると、同じような経験をされる方が今後いらっしゃるかもしれないので、よければ参考にしてみてくださいね。
バンコク滞在2日目。
この日は、ちょうどメーデーでタイの祝日でもありました。
朝からワット・ポーやワット・プラケオなどを見学し、お昼は、プレーン・プートーン通りで美味しいランチを食べて、さて、これからマンゴースイーツを食べようと歩いていた矢先。
白い壁が見えてきて、もしかして「王宮とワット・プラケオ」かなぁなんて主人と話していたその時…
突然、タイ人のおじさんに話しかけられたんです。
「君たち、今どこに行こうとしてるの?王宮は今の時間、お休みだよ。」と。
タイ人のおじさんは続けます。
「日本のどこから着たの?僕は学校で先生をしているんだ。神戸に友達がいるよ。」
へー。ちょっと親近感わく。
「君たち観光してるの?いい情報を教えてあげる!観光するなら、ボートがいいよ。今日はタイの祝日で特別安くなっているから、ラッキーだよ!」
へー!地元の情報を教えてくれるなんて、なんて親切なおじさん!
「君たち、今日はラッキーだよ。普通だったら、2人で3000バーツだけど、今日だけ2000バーツ!今日だけだよ!明日から通常価格に戻るから、ボートに乗るなら今日だよ!」
え?ということは、一人1000バーツ?なんか高い気がするが…
「今日は特別!しかも通常だったら、ボートで巡る各港で追加料金が発生するけど、今日は全部フリー!2000バーツだけで乗れるよ!なぜなら、今日はタイの祝日だからね!」
えぇ?そうなの???
(タイ人のおじさんの言った会話を今思い出すだけでも、胡散臭いなぁと思うし、なんだか笑えてきますが…)
「僕の言ってること、わかる?今日安い!今日ボート乗る!タイチケット安い!今行く!いいね!!!」
もう最後はおじさん、熱弁過ぎて、英語の単語ばかりが飛び出す始末。
なんだか、そこまで熱心に地元の情報を教えてくれるんだから、悪そうな人でもなさそうだし…。マンゴーはまた終わってからでいいなぁと思い始めた私たち。
おじさんは、急にそこから、目の前にいたトゥクトゥクにいきなり声を掛け、フェリー乗り場まで行くのはいくらだと交渉を始めました。
「一人10バーツで行けるから、行ってきなさい!じゃあね!」
と、流れるようにトゥクトゥクに乗せられたのでした…笑
トゥクトゥクに連れてこられたのは、とあるボート乗り場。
おじさんが受付の人に「絶対タイチケットと言いなさい!」と念押しされていたんですが、そもそも乗り場がわからない。
すると、トゥクトゥクのドライバーがその受付人のところまで案内してくれ、タイ語で説明までしてくれました。
なんて優しいんだ!と、さらにチップも渡した私たち。
2人で2000バーツを受付の女の人に渡すと、連れてこられたのは、こちらの船。
全体が大き過ぎて写真に収まりませんでした。
え!クルーズ船に乗るの?
かと思いきや、この船を突き抜けて反対側へ。
え!どういうこと??
やってまいりました。
私たちの船。笑
やっぱり豪華客船ではなかった!
想像してた薄っぺらいボートではなく、漁船みたいなしっかりした船。
単純に港にはクルーズ船がいて着岸できないから、クルーズ船の反対側から乗船したのでした。。。
さて、私たちだけのプライベートボートはゆっくり出発します。
中央のクッションのある座席に座ってしばし観光。
船は飛ばすことなく、ゆっくりと景色を楽しめる速度で進みます。
豪華ではないけど、シンプルで綺麗な船。
港から、チャオプラヤー川に流れ込んでいる河を下のマップのように進んで折り返し、王宮近くの港に戻るといったルートでした。
Bangkok Noi(バーンコークノーイ区)を流れる河となります。
最初は、双方の建物を眺めながら、Bangkok Noiの河に向かって入っていきます。
それから、水上の家々を眺め、
そうこうしていると、物売りのボートが現れ、
コーラーが1本50バーツ。お値段高め。
船長に買ってあげればいいじゃないかと薦められて、1本購入。
奥に進めば進むほど、川岸には緑が溢れ、のどかな雰囲気を味わえました。
こちらは、物売りのボートが木陰で休憩中。
川岸に寺院もいくつか点在していました。
どういったお寺なのか、内容が聞けなかったのは残念。
途中、よく見かけたのは、この細長いタイプのボート。
のちのち知ることになるのですが、こちらも観光用ボート。
約1時間。
あっという間に王宮近くの港に帰ってきました。
乗り場と違う港で、なぜか着岸した際に港に上陸代(?)なのか、上陸を手伝ったおばちゃんに1人20バーツ払わされました…
そして、その港では先ほど見た、細長いタイプのボートで回るツアーが私たちが払った1000バーツの半額以下で売り出されていました…笑
まぁ、船は違うし、プライベートボートだったけど、ちょっと1人1000バーツはやっぱり高すぎかな…。
日本円で換算すると3700円くらいになり、タイの物価にしてはかなり高い。
家に帰って、ネットで二人で3000バーツするボートツアーがあるのか調べてみたけど、出てこない…笑
逆に、ボートツアーでボッタクリ被害に遭われた方々のブログが散見されました。
やっぱり、あのタイ人のおじさんって……
ま!船に乗っている時間はとても楽しかったし、貴重な経験ができたのでよかったかなと。
ただ、やっぱり道で知らない人から声を掛けられたら、安易に信用しないほうがいいのかなぁと思いました。特に女性ひとりなら尚更です!
正直、船に乗っている間、このまま知らない場所に連れて行かれたらどうしようかと不安がよぎったのも確かです。
なので、もし、タイに行かれる方でこのような声掛けにあったら、十分ご注意くださいね!
それでは、また明日〜!
私が今回のバンコクの町歩きで活用した雑誌はこちら。
細かい情報が多く掲載されていて、初心者にぴったりの内容だと思います。